A社様(小売店)
対象システム:在庫管理業務システム+ホームページ制作(動的サイト)
システム開発・導入費用:約150万円
他社機器導入費用:約15万円
内容)在庫数確認を行い、汎用のネットショッピングのASPを利用して、個々に手打ちでデータを入力、商品管理もASP側と実際の帳簿で二重のデータが存在する状況でした。月一回の在庫数確認で2名が約3日間かかり、Webへの登録作業で1名が3日かかってました。さらに技術的に分からない所はスポットでWebに詳しい方へ外注作業を出してました。
コストについて)
社員の給与より平均1,500円で計算した場合、毎月の棚卸しの一連作業に延べ72時間かかってましたので、時間換算すると概算コストは108,000円。外注費含めて150,000円かかってました。
導入後は2人で4時間程度で在庫数の確認が終わり、そのデータはダイレクトにホームページに反映されるようになりました。チェックのため、すぐにショッピングサイトに反映するのではなくチェックが完了したら一度に更新することが可能になりましたので入力ミスも激減ました。
今回は、新規Webサイト制作も入っておりましたのでデザイン制作なども開発費用に含まれております。
ECサイトでの利用料金などのロイヤリティが毎月10万円程度かかっていましたが、それも1万円に抑えることができましたので毎月218,000円の削減ができたことになります。
その他メリット)
今までASPのECサイトを利用してましたが、徐々に自社サイトに移行していきましたので、今までどうしても表現できなかったことができたのと、分析したい内容がシステム化されていて、経営に関して次の手を打つことが容易になりました。複数店舗のあるECサイトのメリットは知名度ですが、ある一定を過ぎると複数店舗の出現で埋もれてしまうことも少なくないのですが、そこから自社サイトへ独立することで実際には売り上げも導入前と比較して5割アップしていました。